西国三十三所巡り 第二番札所 紀三井山 金剛宝寺(紀三井寺)

宝亀元年(770)唐僧、為光上人により開基されました。
行脚の途次、たまたまこの地に至り、夜半名草山山頂あたりに霊光を観じられて翌日登山され、そこに千手観音様の尊像をご感得になりました。上人は、この地こそ観音慈悲の霊場、仏法弘通の勝地なりとお歓びになり、十一面観世音菩薩像を、自ら一刀三札のもとに刻み、一字を建立して安置されました。それが紀三井寺の起こりとされています。
歴代天皇の帰依も篤く、平安末の後白河天皇の時代には勅願寺となっています。


ご詠歌
ふるさとをはるばるここに紀三井寺
花の都も近くなるらん


  


楼門 永正6年(1509)建立 国指定重要文化財


楼門は建立以来、度々修理されているので綺麗ですね〜
金剛力士像を安置しています。



七鈴観音堂



結縁坂



波切不動堂


結縁坂は231段あり、途中に小さなお堂がいくつかあるので疲れたらお参りしながら登るといいですね



清浄水(三井水)



厄除十一面観音が安置されています


三井水は山内から湧き出す三つの霊泉(清浄水・楊柳水・吉祥水)井戸からなり、「紀三井寺」と親しまれています。



本堂 宝暦9年(1759)建立 県指定重要文化財


ご本尊は十一面観世音菩薩立像(平安時代・為光上人作・国指定重文)で、こちらが一刀三礼で刻んだ仏像です。とても男性的な体格をしておられました。
ダブル本尊で千手観世音菩薩立像(平安時代・為光上人作・国指定重文)もあり、こちらも個性的な感じです。
どちらも通常は50年に一度しか開帳されませんので貴重な開帳期間だと思います。僧侶がご説明くださいます。
他にも梵天立像(重文)・帝釈天立像(重文)・毘沙門天立像・十一面観世音菩薩立像(重文)が安置されています。



本堂前にある池



多宝塔 文安6年(1449)再建


多宝塔(国指定重要文化財)内には室町中期様式の五智如来が祀られています。





境内からの景色



鐘楼 天正16年(1588)建立



新仏殿


鐘楼は国指定重要文化財になっています。
新仏殿には木造立像としては日本最大となる松本明慶仏師作、大千手十一面観世音菩薩が安置されています。



新仏殿3階からの景色


   


 



ご朱印


2008年10月19日に訪れています


アクセス:JR紀勢本線(きのくに線)「紀三井寺」駅
拝観時間:8:00〜17:00
参拝料:200円(ご本尊拝観は別途1000円要)
西国三十三所結縁ご開帳期間
は終了しています
2009年10月10日〜20日
2010年3月1日〜10日


関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する