西国三十三所巡り 第三十二番札所 繖山 観音正寺

観音正寺は1400年前に聖徳太子により開創されました。


推古天皇の頃、近江国を遍歴していた聖徳太子は湖水から浮かび出てきた人魚と出会いました。人魚は「私は前世漁師であり、殺生を業としていたため、このような姿になりました。繖山にお寺を建て、どうか私を成仏させてください」と懇願しました。聖徳太子はその願いを聞き入れ、自ら千手観音像を刻み、堂塔を建立したとされます。


ご詠歌
あなとうと導きたまえ観音寺 
遠き国よりはこぶ歩みを



山中の駐車場から


山中までで行けるようになっていました。それ以前は西国三十三所の中で一番の難所と言われていました。下からだと40分ほどかかるようです。



この石段を登ります


山中からでも残り300段くらいはあると思うので結構しんどいです



登りきると素晴らしい景色が




本堂 平成16年(2004)落慶



岩が沢山で迫力あります


ご本尊は千手観音坐像です。インドより輸入した白檀で彫られたまだ新しい観音様でした。お寺の方が説明して下さり、お話が面白かったです
毎日拝観できます。結縁ご開帳ではご本尊のお体を拭うことが出来ます。


平成5年(1993)に火災に遭い、本堂が全焼し、当時のご本尊・千手観音立像(重文・室町時代)も焼失してしまいました。



気持ちのいい眺めです


近江は私のご先祖様の地なので大好きです



新幹線が来ました



北向地蔵



ご朱印


2009年10月11日に訪れています


アクセス:JR琵琶湖線「能登川」駅より近江鉄道バス「観音寺口」下車
拝観時間:8:00〜17:00(開帳9:00〜16:00)
拝観料:300円
西国三十三所結縁ご開帳期間
終了しました
2010年4月1日〜5月31日


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西国三十三所巡り 第三十一番札所 姨綺耶山 長命寺

竹内宿禰は奥島山に来て柳の巨木に「寿命長遠諸願成就」と刻んで祈りました。すると300歳の長寿を得て6代の天皇に仕えたと云われます。


その後、推古27年(619)に聖徳太子が当地を訪れ、宿禰が文字を刻んだ柳で千手十一面観音三尊一体の仏像を造り、お堂を建て安置し、宿禰が刻んだ文字にちなんで長命寺と名づけたのが開基となっているそうです。


ご詠歌
八千年や柳に長き命寺
運ぶ歩みのかざしなるらん



山中の駐車場からは残り100段



下から来た人は808段登ります


途中までで行くことが出来ます。



山門




三仏堂 滋賀県指定有形文化財



あまりよく見えないなぁ・・・         



本堂 大永4年(1524)建立 重要文化財




ご本尊は千手観音立像(秘仏・平安時代末)でこちらが今回の結縁ご開帳になります。61年ぶりだそうですよ〜
通常は33年に一度だそうです。



鐘楼(右側) 慶長13年(1608)建立 重要文化財




修多羅岩



三重塔 慶長2年(1597)建立


修多羅(すたら)とは仏教用語で天地開闢(かいびゃく)、天下太平、子孫繁栄を云うそうです。


三重塔は重要文化財に指定されています。





ご朱印


2009年10月11日に訪れています


アクセス:JR琵琶湖線「近江八幡」駅より近江鉄道バス「長命寺」下車
拝観時間:8:00〜17:00
入山料:無料
西国三十三所結縁ご開帳期間は終了しました


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西国三十三所巡り 第二十二番札所 補陀洛山 総持寺

総持寺を創建したのは平安時代、藤原山蔭という藤原北家の傍流で民部省の長官を務めた役人だそうです。


藤原高房は、大宰府に赴任する途中、淀川で漁師に捕まっていた大亀を逃がしてやりました。その夜、息子・山蔭が川に落ち、捜しても見つかりません。観音様に祈ると、助けた大亀が山蔭を背中に乗せて現れました。高房は感謝し、観音像を発願しました。
願いが成就しないうちに高房は亡くなり、山蔭が父の遺志を継ぐと、長谷観音のお告げで童子姿の仏師が見つかりました。
童子は千日かけて仏像を彫るが、その間誰も中に入らないこと、食事は山蔭が作るようにと申しつけました。
千日目の朝、どこからか声がすると、童子は空に飛んで消え、山蔭が驚いて中を見ると亀の背に千手観音が立ち、千日分の食事が供えられていました。童子は長谷観音の化身でした。
山蔭は仁和4年(888)に亡くなり、山蔭の子供たちが諸堂を完成させました。


ご詠歌
おしなべて老いも若きも総持寺の
ほとけの誓い頼まぬはなし



道中の飼いちゃん


ちゃんが塀からポテっと落ちた場面を見ていたのですが、近寄っておいでおいでと呼ぶと「ミャ〜」とカワイイ声で鳴きながら足元へスリスリとしてきました〜塀の上に登りたいらしく、私たちを見ては塀を見て「ミャ〜」と鳴くので旦那が抱っこして塀に乗せてあげました可愛かったなぁ〜



仁王門 豊臣秀頼の再建



本堂 慶長8年(1603)再建


ご本尊は千手観音像(秘仏)で、こちらが今回のご開帳になります。
通常は毎年4月15日〜21日に開帳されます。






さんがいますね〜







ご朱印


2009年9月13日に訪れています


アクセス:阪急京都線「総持寺」駅
拝観時間:6:00〜17:00(開帳時間9時〜16時)
拝観料:200円
西国三十三所結縁ご開帳期間
終了しました
終了しました
2010年5月1日〜31日


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西国三十三所巡り 第十五番札所 新那智山 観音寺(今熊野観音寺)

東福寺から今熊野さんへ向かいます



道中の飼い猫ちゃん


アニメに出てきそうですね〜


今熊野観音寺は嵯峨上皇の御願により空海が創建しました。


空海が唐から帰朝して間もない頃、東寺にて密教の秘法を修法していた時、東山の山中に光明が刺し、瑞雲がたなびきました。
その光の中に入っていくと、白髪の翁が現れ、「この山に1寸8分の観世音がまします。衆生済度のためにこの地に来現された。ここに一宇を構えて観世音を祀り、末世の衆生を救済されよ」と十一面観世音菩薩像と宝印を空海に与えました。
老翁に何者か尋ねると、「自分は熊野の権現である。永くこの地の守護神になるであろう」と告げて姿を消しました。


空海はお告げのままに一堂を建立し、授かった観世音像を自ら刻んだ1尺8寸の十一面観世音菩薩像の胎内に納め安置しました。
これが今熊野観音寺の始まりとされています。


ご詠歌

昔より立つともしらぬ今熊野
ほとけの誓いあらたなりけり




本堂 正徳2年(1712)建立


ご本尊は十一面観音立像(室町時代・秘仏)。こちらが今回のご開帳になります。


後白河法皇の持病だった頭痛を平癒したことで、頭痛封じ、智慧授かり、学業成就、ボケ封じなど頭に関することにご利益があるそうです




大師堂


   


   




医聖堂






五智の井




五智の井は空海が観世音を祀るに相応しい霊地を選ぼうと錫杖を持って岩根をうがたれると霊泉が涌き出ました。この水を観音御利生の水として崇め、五智水と名づけました。今でも涌き出ています。



おはぎと甘酒


朝早かったのでお腹が空き、おはぎを食べましたおはぎ2個とお茶のセットで500円、甘酒は300円です。おはぎ、すごく美味しかったですよ〜



 



ご朱印


2009年11月15日に訪れています


アクセス:JR・京阪「東福寺」駅
拝観時間:8:00〜17:00
拝観料:200円(結縁ご開帳)
西国三十三所結縁ご開帳期間
終了しました
2009年11月1日〜30日
2010年5月1日〜31日


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西国三十三所巡り 第二十一番札所 菩提山 穴太寺

創建は慶雲2年(705)、文武天皇の勅願により、大伴古麿が薬師如来を本尊として開いたと伝えられています。


応和2年(962)、丹波国郡司、宇治宮成が観音像の制作を京の仏師・感世に依頼しました。感世は3ヶ月かけて像を完成させました。宮成は名馬と評判の馬をお礼に感世に与えました。
感世はその馬に乗って都に戻っていきましたが、宮成は馬が惜しくなり下男に、感世を射殺し馬を取り返すよう命じました。
下男は命令どおり感世を射殺し、馬を取り返しましたが、感世の家から何の連絡もないので都に使いをやると感世は生きており、馬もその家にいました。
報告を聞いた宮成は驚き、厩を見てみると奪い返したはずの馬がいません。恐ろしくなった宮成は懺悔しようと観音像を見ると観音の胸に矢が刺さり、血が流れていました。
宮成と下男は悔いり仏門に入りました。


ご詠歌
かかる世に生まれあう身のあな憂やと
思はでたのめ十声一声



仁王門 江戸中期再建 京都府登録文化財





本堂 享保20年(1735)再建 京都府指定文化財


ご本尊は聖観音立像(秘仏・佐川定慶作)で、こちらが今回のご開帳になります。通常は33年に一度のご開帳です。


正直・・・どれがご本尊なのかよく判りませんでしたし、よく見えませんでした・・・


本堂内右奥の涅槃像の方が印象に残りますね〜ふとんをめくって自分の悪い箇所を撫でると良くなるそうです。





多宝塔 享和4年(1804)再建 京都府指定文化財



境内


広くはないお寺ですが、静かで心落ち着くお寺さんでした。近くには円山応挙生誕地があります。





帰る道中での景色




ご朱印


2009年9月6日に訪れています


アクセス:JR山陰本線「亀岡」駅より京阪京都交通バス「穴太寺前」下車
拝観時間:8:00〜17:00
拝観料:本堂・庭園各300円、共通500円
西国三十三所結縁ご開帳期間
終了しました
終了しました
2010年5月1日〜31日


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